LPの制作依頼を成功させる方法|依頼~納品までの流れや制作会社の選び方も解説

株式会社カチカ
執筆者 株式会社カチカ

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webサービスサイト:https://it.cachica.co.jp/

「LP制作(ランディングページ制作)を依頼したいけれど、何から始めればいいかわからない…」と悩んでいませんか?

この記事では、初心者の方でも安心してLP制作を進められるよう、

  • LP制作の依頼前にやるべきこと
  • 制作依頼から納品までの流れ
  • LP制作会社の選び方のポイント

について詳しく解説します。

理想的なLPを制作するためにも、依頼のコツを抑えておきましょう。

LP制作の目的を明確にする【事前準備】

LP制作(ランディングページ制作)を依頼するうえでまず取り組むべきは、目的の明確化です。


・資料請求の件数を増やしたい
・Web広告の効果を最大化したい
・見込み顧客を獲得したい
・メルマガの登録数を増やしたい など

LPの目的が曖昧だと、デザインの方向性やコンテンツ配置が定まらず、期待通りの成果を得られなくなってしまいます。

「何のために、どんなLPを制作したいのか」という点を明確にしておくことで、制作会社側からも納得度の高い提案を受けやすくなるだけでなく、制作フローもスムーズになります。

ターゲットユーザーのペルソナ設定も重要

LP制作では、ペルソナ(想定するユーザー層)を設定することも重要です。

年齢・性別・職業・ライフスタイルなどの基本情報に加え、

  • 商品の購入動機
  • 抱えている課題
  • 求める価値

などを具体的に整理しておくと、LPで訴求すべきメッセージや配置するコンテンツが明確になります。

美容・化粧品LPのペルソナ設定の例

都内在住の25歳。営業職として日々忙しい生活を送っている。

仕事帰りには友人と食事や買い物に出かけることも多く、休日はSNSで見つけたカフェやスポットを巡るのが楽しみ。

美容への関心は高いものの、無制限にお金をかけられるわけではなく、価格と効果のバランスを重視している。

最近は不規則な生活やストレスの影響で肌の乾燥や毛穴の目立ちが気になり始め、初期のエイジングケアを意識するようになった。

InstagramやYouTubeで人気のインフルエンサーが紹介するコスメやスキンケアを頻繁にチェックしており、購入前には口コミサイトやレビューを複数確認している。

敏感肌気味のため、成分表示や低刺激であるかどうかにも注意を払う。

SNS映えするパッケージデザインが好み。

LP制作の依頼前にやるべきこと

LP(ランディングページ)の目的とペルソナが明確になったら、制作会社に見積もりを依頼する準備に移りましょう。

この段階で「自社の商品・サービスのセールスポイント」を整理し、具体的な予算を検討しておくことで、高品質かつ成果につながるLPを効率的に制作できます。

①自社商品・サービスのセールスポイントを整理する

はじめに、自社商品・サービスのセールスポイントを洗い出しましょう。

セールスポイントは、LPの訴求力に直結する重要な要素です。

また、LPの構成やデザインに関わる要素でもあるため、事前に明確にしておくことで制作会社との打ち合わせがスムーズになります。

セールスポイントの例
・自社商品・サービスならではの機能や特徴
・専門家による分析・評価など、信頼性につながるデータ
・ユーザーが得られるメリットの具体例
・企業への導入事例、顧客満足度、受賞歴などの実績

・既存顧客の声(口コミ)

導入事例・顧客満足度などの「数値データ」や「実際の顧客の声」は、消費者からみて非常に説得力のある情報源であり、自社商品の魅力を伝えるうえでも効果的です。

可能であれば、LPに掲載するための画像やグラフを用意しておくと、制作進行がスムーズになります。

②LP制作にかけられる予算を検討する

LP制作には企画・デザイン・コーディングなどの複数の工程があり、それぞれに費用が発生します。

あとになって予算不足で困ることがないよう、依頼前に全体の費用感を把握しておきましょう。

必要に応じて、格安・低価格のプランや段階的な制作工程を検討しておくことも大切です。

また、制作会社に依頼する作業と自社で対応する作業の線引き(「テキスト原稿は自社で用意する」「写真素材の撮影は依頼する」など)も忘れずに行いましょう。

公開後の運用フェーズで更新や修正が発生することを見据え、月額のサポートプランやコンサルティングサービスを利用するかどうかも早めに判断しておくことをおすすめします。

LP制作(ランディングページ制作)の料金相場

③RFP(提案依頼書)を作成する

RFP(提案依頼書)は、LP制作会社に対して自社の目的や予算、納期などの要望を具体的に伝えるための書類です。

これを丁寧に作成することで、制作会社とのミスマッチを防ぎ、より的確な見積もり・提案を受け取ることが可能になります。

自社の基本情報や商品・サービスのセールスポイント、画像・写真などの素材についてなど、LP制作に必要な情報を網羅的に記載しましょう。

以下に、RFP(提案依頼書)に盛り込むべき内容の具体例を紹介します。

項目内容
プロジェクト概要LPの目的、想定するユーザー層、目標KPI
会社概要会社名、事業内容、WebサイトURL
商品・サービス概要商品・サービス名、特徴、セールスポイント、価格
デザインの希望オリジナルまたはテンプレート使用、イメージカラー、参考Webサイト
機能要件フォーム、アニメーション、決済機能、レスポンシブ対応(スマホ対応)
コンテンツ要件画像・写真、イラスト、キャッチコピー、NGワードの指定など
依頼範囲「企画・構成から効果測定まで依頼」「デザインとコーディングのみ依頼」など
スケジュール見積もり提出期限、制作開始時期、納品希望日
予算LP制作にかけられる費用の上限、更新・運用費
提案依頼事項LP制作会社に提案してほしい内容を記述(構成案、KPI設定、広告連動案など)

LP制作の依頼~納品までの流れを解説

LP制作(ランディングページ制作)の依頼から納品までの流れは、以下の通りです。

  1. LP制作会社とのヒアリング
  2. 見積もり依頼
  3. 契約
  4. 制作開始
  5. 納品・公開

ここでは、それぞれの工程で押さえておくべきポイントについて解説します。

①LP制作会社とのヒアリング

ポイント
・RFP(提案依頼書)の内容に誤りや不足がないか再確認する
・自社の要望や訴求ポイントをきちんと伝える
・疑問点があれば積極的に質問し、その場で解消する

制作依頼後、最初に行われるのがLP制作会社とのヒアリングです。

この場では、RFPに記載したプロジェクト概要やセールスポイント、ターゲット層などについて、さらに詳細なすり合わせが行われます。

制作会社との認識のズレは、後々の工程やコストに大きく影響します。

そのため、自社のセールスポイントやデザインの要望については、この段階で具体的に伝えておくことが重要です。

また、疑問点についても積極的に質問し、解消しておきましょう。

②見積り依頼

ポイント
・複数の制作会社に依頼する
・修正回数の上限や追加費用の有無を確認する

・公開後の更新や運用サポートの範囲を確認する

ヒアリング後は、LP制作会社に制作費の見積もりを依頼します。

このとき重要なのは、1社だけでなく複数の制作会社に見積りを依頼すること。

複数社の制作費用・提案内容・サポート体制などを比較検討したうえで、自社の要望に合う制作会社を選びましょう。

修正回数の上限や追加費用について確認しておくことも大切です。

③契約

ポイント
・契約書の内容をよく確認する
・疑問点を解消し、納得できる状態にしてから契約を進める

見積もり内容に納得できたら、いよいよ契約です。

契約書には、

  • LPの制作内容
  • 納期
  • 制作費用
  • 支払い条件
  • 著作権
  • 免責事項

などが記載されます。

万が一、不明点や不備が見つかった場合は遠慮せず制作会社に質問し、納得できる状態にしてから契約を進めましょう。

④制作開始

ポイント
・制作期間中もLP制作会社と連絡を取り、進捗状況を確認する

・ターゲットを意識したデザイン・構成になっているかをチェックする
・疑問点、修正点があれば早めに制作会社に伝える

契約を済ませたら、いよいよLP制作が始まります。

進行中も、ワイヤーフレーム、レイアウト案、ファーストビューのデザイン確認、コピーライティングのチェックなど複数の工程が発生します。

主に制作会社側が中心となって作業を進めますが、丸投げはNGです。

定期的に制作会社と連絡を取り、担当者に進捗状況を確認しましょう。

進捗状況の確認の際は、以下の点を意識してください。

  • イメージやレイアウトの配置がターゲットに適しているか
  • セールスポイントを効果的に伝えられる構成になっているか
  • 購買意欲を高めるコンテンツ設計がなされているか

デザイン・コンテンツに関する疑問や修正点が見つかった場合は、決して後回しにせず、早めに制作会社に報告しましょう。

⑤納品・公開

ポイント
・LPの動作や表示を確認する

・リンク切れや誤字脱字等の不備をチェックする
・修正点があれば早めに修正を依頼する

LPが納品されたら、まずは以下の点を細かくチェックしましょう。

  • 画像・テキストの配置に問題はないか
  • リンク切れや誤字脱字がないか
  • 各デバイス(PC・スマホ)で正しく表示されるか
  • CTAボタンや入力フォームの動作に問題がないか

修正が必要な箇所があれば、すぐに制作会社に修正を依頼します。

問題がなければLPを公開しましょう。

公開後も定期的に表示確認を行い、動作不良やクオリティ低下につながる要素がないかをチェックすることが重要です。

LPの納品・公開後に行うべきこと

LP(ランディングページ)の成果を継続的に高めるためには、定期的な効果測定と改善が欠かせません。

納品・公開後は定期的に効果測定を行い、改善点が見つかった場合はLPを修正しましょう。

効果測定の主な手法
・Googleアナリティクス等を活用したデータ解析
・A/Bテスト
・ヒートマップ分析

修正が終わったら再度効果測定を行い、アクセス数・離脱率・CTAボタンのクリック数などの変化を検証します。

LPのA/Bテストとは?基本手順と注意すべきポイントを解説!おすすめツールも紹介

LP制作会社の選び方のポイント

「LP制作(ランディングページ制作)の流れは理解できたけど、制作会社が多すぎてどこに依頼すればよいか悩んでいる」という方も多いでしょう。

LP制作会社にはそれぞれ独自の強みがあるため、自社のニーズに合った制作会社を選べるかどうかが重要です。

具体的には、以下のようなポイントを意識して制作会社を選ぶとよいでしょう。

ポイント
・自社に近い業界・業種の実績があるか
・サポート体制が充実しているか
・円滑なコミュニケーションがとれるか

LP制作会社の選び方については以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

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まとめ

ポイントまとめ
・事前にLP制作の目的やペルソナ、自社のセールスポイントを明確にしておく
・RFP(提案依頼書)には、LP制作に必要な情報を丁寧に記載する
・制作途中で疑問点・修正点が見つかった場合は早めに対応を依頼する

LPの外注(制作依頼)を成功させるためには、事前の準備が非常に重要です。

本記事で紹介したポイントを意識して、しっかりと事前準備を行いましょう。

制作開始後も、定期的に制作会社とコミュニケーションを取り、進捗状況を確認することが大切です。

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