X Premium(旧Twitter Blue)は、Xをより便利に使える有料のサブスクリプションサービスです。
X(旧Twitter)の運用をより快適にするための機能が含まれており、発信効率や運用の自由度を高めることができます。
しかしその一方で、「本当に料金を払う価値があるのか?」と迷う方も少なくありません。
そこで本記事では、X Premiumの主な機能やメリットについて「どのような使い方をしている人に向いているのか」という視点を含めて解説します。
X Premiumは、月額344円から利用できるXのサブスクリプションサービスです。
加入後は、長文投稿・投稿の編集・収益化などの発信を強化する機能が利用できるようになります。
特に、情報発信やビジネス・マーケティング目的でXを活用している場合は、投稿の編集機能や優先表示などが日々の運用を支える要素となるでしょう。
X Premiumの月額料金
X Premiumにはベーシック・プレミアム・プレミアムプラスの3つのプランがあり、利用するプランと端末によって利用料金が異なります。
| 料金プラン | Web(PC版) | スマホアプリ版 |
|---|---|---|
| ベーシック | 344円 | 450円 |
| プレミアム | 918円 | 1,270円 |
| プレミアムプラス | 6,080円 | 6,500円 |
スマホアプリ版よりも、Web版(PC版)の方が月額料金が安いです。
【差額】
・ベーシック:450円ー344円=106円
・プレミアム:1,270円ー918円=352円
・プレミアムプラス:6,500ー6,080=420円
認証バッジの付与対象
プレミアム・プレミアムプラスへの加入後、認証バッジの審査基準をクリアすると、アカウントの認証を示すバッジが付与されます。
ベーシックプランを選択した場合、認証バッジは付与されません。
X Premiumのバッジの種類と付与対象
■ブルーバッジ
X Premiumに加入し、審査基準を満たしている【個人・組織】のアカウント
■ゴールドバッジ
団体向けプラン(Verified Organizations)の承認を受けた【企業・組織・非営利団体】のアカウント
■グレーバッジ
団体向けプラン(Verified Organizations)の承認を受けた【政府機関・多国籍機関】のアカウント
X Premiumへの移行方法
X Premiumへの移行は、サイドメニューから「プレミアム(Xのマーク)」をタップすることで実行できます。
もちろん、既存のアカウントを引き継ぐことも可能です。

X Premiumへのお移行後は、1ヶ月ごとの自動更新となります。
X Premiumの機能が不要になり、解約したい場合は、自動更新期間の24時間前までに忘れずに更新をキャンセルしましょう。
X Premiumには、Xの運用を支援するさまざまな機能が用意されています。
ここでは、X Premiumの主な機能について解説します。
ポスト関連機能の拡張
X Premiumでは、投稿内容の管理や編集を柔軟に行える、さまざまなポスト関連機能が提供されています。
| 主な機能 | 詳細 |
|---|---|
| 長文投稿 | 最大25,000文字までの投稿が可能 |
| 文字装飾 | 太字・斜体での文字装飾が可能 |
| 投稿内容の修正 | 投稿後30分以内、オリジナルポストと引用のみ |
| 投稿の取り消し | 取り消し可能時間を指定し、投稿を取り消せる |
| ポストのハイライト表示 | 「ハイライトタブ」に複数の投稿を表示できる |
| リーダー機能 | 長いスレッドを読みやすくする |
| 「話題の記事」機能 | もっとも多く共有された記事を一覧化できる |
投稿の調整・補足が可能なため、無料版のように「一度出した情報を訂正できない」といったリスクがありません。
情報の正確性・信頼性が求められる企業アカウントでは、必須の機能といえるでしょう。
動画投稿機能の拡張
X Premiumでは、最大3時間または8GBまでの1080p動画のアップロードが可能です。
無料版(最大140秒、512MBまで)とよりも、長時間かつ高画質の動画を投稿できます。
この機能により、使用感や雰囲気などの「文字だけでは伝えにくい情報」を伝えやすくなります。
【コンテンツの例】
・商品・サービスの解説動画
・自社のプロモーション動画
・セミナー、イベントのアーカイブ など
広告表示の最適化
X Premiumのプレミアムプランに加入すると、「おすすめ」と「フォロー中」のタイムライン上に表示される広告の回数が少なくなります。
プレミアムレベル: プレミアムレベルにサブスクライブすると、[フォロー中] と [おすすめ] の各タイムラインに表示される広告数がおよそ50%減少します。
引用元:Xヘルプセンター
これにより、広告に邪魔されず、快適にXを利用できるようになります。
なお、プレミアムプラスでは、タイムライン上の広告を完全に消すことが可能です。
X Premiumへの加入で得られる主なメリットは、以下の3つです。
- インプレッション数・フォロワー数の向上
- 広告収益分配プログラムによる収益化
- なりすましの防止
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
インプレッション数・フォロワー数の向上
X Premiumへの加入後は、作成した投稿(ポスト)・リプライが、検索結果やタイムライン上で優先的に表示されやすくなります。
これにより、投稿がユーザーの目に触れる機会が増えるため、インプレッション数の向上・フォロワー数の増加といったメリットが期待できます。
情報発信や認知拡大を目的とした運用では、投稿の露出を高める要素の1つとして役立つでしょう。
広告収益分配プログラムによる収益化
広告収益分配プログラムの利用にして収益化できるのも、X Premiumならではのメリットです。
条件を達成できれば、タイムラインに表示される広告から得られた収益の一部を、報酬として受け取ることができます。
広告収益分配プログラムへの参加条件は、以下の通りです。
1.有効なプレミアムまたは検証済みの組織サブスクリプションを持っている
2.過去3か月以内に500万回以上のオーガニック インプレッションを獲得している
3.プレミアムのフォロワー数が500人以上である
4.サポートされている国にいる
5.X利用者契約を遵守している引用元:Xヘルプセンター
なりすましの防止
企業やブランドの公式アカウントとして運用する場合に考慮しておきたいのが、なりすまし対策です。
X Premiumでは、登録時に本人確認のための電話番号認証が求められます。
この仕組みにより、アカウント作成時のハードルが上がり、なりすましのリスクを抑えやすくなります。
さらに、任意で身分証を提出し、アカウントの認証を受けることも可能です。
身分証明書の認証が完了すると、プロフィールに「身分証明書確認済み」のラベルが表示され、アカウントの信頼性が向上します。
X Premiumは加入すること自体が目的ではなく、使い方次第で価値が変わるサービスです。
企業利用と個人利用では、活用の方向性や重視すべきポイントも異なります。
ここでは、企業利用と個人利用に分けて、X Premiumの活用ポイントを紹介します。
企業におけるX Premiumの活用戦略
企業アカウントの場合は、投稿の露出を高めながら、認知拡大やブランディングにつなげる活用戦略が効果的です。
X Premiumを利用することで、投稿がユーザーの目に触れる機会が増え、より多くの顧客にリーチしやすくなります。
そのため、認知拡大やブランディングを目的とした運用との相性は良好です。
また、X Premiumで利用できる「Xアナリティクス」を活用し、投稿のパフォーマンスやユーザー行動を分析することも重要です。
分析データをもとに「ユーザーが関心を持ちやすいテーマ」や「投稿タイミング」を見極めることで、発信内容を改善しやすくなります。
投稿の改善を継続しながら顧客とのエンゲージメントを高め、長期的なブランド認知度の向上を目指しましょう。
個人ユーザーにおけるX Premiumの活用戦略
個人ユーザーの場合は、投稿をより多くのユーザーに届けることを意識した活用方法が効果的です。
フォロワー数を増やしたい場合や、コンテンツをより広く拡散したい場合には、まず「見てもらう機会」を増やすことが重要になります。
収益化を視野に入れている場合も同様です。
X Premiumは無料版よりもインプレッション数を稼ぎやすいため、うまく活用することで拡散と収益化の土台を整えやすくなるでしょう。
効率的に発信成果を高めたい個人ユーザーにとって、X Premiumは検討価値のある選択肢といえます。
契約更新時の考慮事項
X Premiumの契約は、1ヶ月ごとの自動更新です。
X Premiumの機能が不要になり解約を検討している場合は、自動更新期間の24時間以上前に更新をキャンセルしましょう。
まとめ
ポイントまとめ
・X Premiumには3つのプランがあり、料金や利用できる機能に違いがある
・長文投稿、投稿の優先表示、収益化など、発信を後押しする機能が備わっている
・運用目的に合えば、顧客との接点やエンゲージメントを広げやすくなる
X Premiumは、Xの基本機能を拡張し、発信や運用の幅を広げられる有料サービスです。
単に機能が増えるだけでなく、「より多くのユーザーに届けたい」「成果につなげたい」といった目的を持つ運用において、有力な選択肢となるでしょう。
無料版で十分なケースもある一方で、運用を一段階引き上げたい場合には、有料版ならではのメリットが活きてきます。
X Premiumが自社の運用スタイルに合うかどうかを見極めたうえで、導入を検討してみてください。













