「ホームページからの問い合わせがなかなか増えてくれない…」と悩んでいませんか?
せっかくホームページを作ったのに、思うように成果が出ないと焦ってしまいますよね。
そこでこの記事では、ホームページの問い合わせを増やす方法について解説します。
SEO対策やデザインの見直しなどを行いアクセス数を増やせば、コンバージョン率の向上につながりますよ。
具体的なホームページの改善方法を理解し、新規顧客を獲得するための戦略を立てましょう!
ホームページの問い合わせを増やすための基本施策
アクセス数を増やす
ホームページのアクセス数を増やすことは、問い合わせを増やすためにもっとも重要です。
一般的に、ホームページを訪問した人が問い合わせを行う確率は、アクセス数の約1~2%といわれています。
つまり、1件の問い合わせを獲得するためには、最低でも50~100程度の月間アクセス数が必要ということです。
仮に10件の問い合わせを目標とするなら、最低1000程度の月間アクセス数が必要になります。
今一度「目標とする問い合わせ件数に対して必要なアクセス数はどのくらいなのか」を検討してみましょう。
SEO対策を行う
ホームページのアクセス数を増やす方法として代表的なのは、検索エンジンでの上位表示を狙うSEO対策です。
SEO対策とは、ホームページのコンテンツや構造を検索エンジンが理解しやすいように最適化する取り組みのこと。
具体的には以下のような方法が挙げられます。
SEO対策の例
・キーワードプランナーを使った適切なキーワード選定
・ユーザーファーストのコンテンツ作り
・定期的なコンテンツの更新
・検索エンジンが理解しやすいサイト構造 など
効果的なSEO対策を行い、ホームページを検索結果の上位に表示することができれば、アクセス数の大幅な増加が見込めます。
ぜひ取り入れていきましょう!
SNSを活用する
SNSの活用も、ホームページへのアクセスを増やすのに効果的です。
スマホの使用が当たり前になった近年では、多くのユーザーがSNSを利用しています。
X(旧Twitter)やInstagramのアカウントを作成し、自社製品の魅力や顧客にとって有益な情報を発信しましょう。
顧客との関係性を深めることができれば、ブランド認知度が高まりホームページを訪れてもらえる機会が多くなります。
SNS広告を利用し、ターゲット層へアプローチするのも効果的です。
問い合わせ数を増加させる具体的な手法
問い合わせフォームの最適化
問い合わせフォームの項目が多いと入力の手間がかかり、離脱の原因になります。
せっかく「問い合わせをしてみよう」と思ってもらえたのに、入力項目が多いせいで離脱されてしまうのはもったいないですよね。
そのような事態を防ぐためにも、問い合わせフォームの項目はなるべく少なくしましょう。
どうしても項目が多くなってしまう場合は、プルダウン式や選択式の項目を取り入れ、顧客に負担がかからないようにすると親切です。
また、住所の自動入力機能やエラー表示(「※必須項目が入力されていません」などの文言の表示)の設定をしておくと、より入力しやすいフォームになります。
入力内容の確認画面を設置するかは、その時によります。
送信完了画面は設定しておいた方が親切ですし、解析ツールでCVを取得するのにも必要ですので、設置しましょう。
コンバージョン率向上のために配置を見直す
問い合わせフォームが目立つ位置に配置されているかといった点を考慮することも大切です。
ヘッダーやサイドバーに設置するだけでなく、ブログ記事にリンクを貼って問い合わせフォームへ誘導するなどの工夫をしてもよいでしょう。
LPや1ページのみのホームページの場合は、サービスの紹介を見てから問い合わせをしてもらえるよう、ページの最下部に設置するのがおすすめです。
コラムなどのコンテンツの充実
Webサイトに限った話ではありませんが、どんなに魅力的な商品が紹介されていても、販売元の情報がまったくなければ購入したいとは思いませんよね。
どんなことをしている会社か、どんな人が働いている会社かが不透明なうちは「本当にここで購入して大丈夫かな?」「この会社に仕事を頼んで大丈夫かな?」と疑問に思うはずです。
そんな顧客の疑問を解決するために、ホームページ内にコンテンツを作りましょう。
お役立ちコンテンツの例
・よくある質問集
・お役立ち情報をまとめたブログ記事
・自社製品のチュートリアル動画
これらのコンテンツを通して会社の雰囲気や社員の人柄をアピールできれば、顧客の警戒心がほぐれ、問い合わせのきっかけを作ることができます。
また、顧客のニーズに合わせたコンテンツを提供できれば、顧客とのエンゲージメントが高まり、長期的な関係構築に繋げることも可能です。
既存顧客のリターゲティング
CRMについて
問い合わせ件数を増やすことだけに注力するのではなく、頂いた問い合わせを適切に管理することも大切です。
CRM(顧客関係管理)システムは、顧客情報を一元管理し、顧客との関係性を強化するためのツールです。
CRMを活用することで、顧客の購買履歴や問い合わせ内容などを分析し、顧客1人ひとりに合わせた情報提供やキャンペーンを実施することができます。
また、メールマーケティングやプッシュ通知などを通じて、顧客との継続的なコミュニケーションを図ることで、再訪問を促進することができます。
顧客の声を活用する
過去の顧客のポジティブなレビューや口コミは、積極的にホームページに掲載しましょう。
商品を購入したり、行ったことのないお店を訪れたりするときに、購入元やお店の口コミを確認する人は多いと思います。
新規顧客も同様に、会社の評判や口コミは気になるもの。
過去の顧客からのポジティブなレビューやコメントをホームページに掲載することで、新規訪問者の信頼を獲得することができます。
多くの新規顧客の信頼を獲得できれば、問い合わせ件数の増加につながります。
それだけでなく、顧客の声を参考にして商品やサービスの改善点を見つけることも可能です。
メールマーケティングの活用
ブログ記事だけでなく、メルマガ配信を通じて情報を発信するのもおすすめ。
メールマーケティングは、顧客との継続的なコミュニケーションを図るための有効な手段です。
メルマガに盛り込む内容の例
・新商品やサービスの情報
・お得なキャンペーンの告知
顧客のニーズに合わせたコンテンツを配信すれば、興味を持った顧客に再度問い合わせをしてもらえる確率も高くなるでしょう。
ホームページからの集客を成功させるためには、短期的な成果だけでなく、長期的な視点で顧客を育成していくことが重要です。
成果を上げるために必要な思考
ターゲット顧客(ペルソナ)の明確化
ホームページからの問い合わせを増やして成果を上げるためには、ターゲット顧客のイメージ(ペルソナ)を明確にすることが重要です。
ペルソナの設定はSEO対策においても重要とされており、ホームページの戦略を立てる上で必要不可欠です。
ペルソナの項目例
・基本情報(氏名、性別、年齢、移住地)
・家族構成
・職業(役職、業種、年収)
・趣味
・交友関係
・考え方、価値観
ペルソナを設定することで、顧客のニーズや行動パターンを理解し、それに合わせたコンテンツやデザインを作成できます。
ターゲット顧客を絞り込み、より効率的なアプローチをして、ホームページからの問い合わせを増やしましょう。
競合分析
競合分析は、自社の強みと弱みを理解し、競合他社との差別化を図るのに役立ちます。
それだけでなく、顧客ニーズや市場動向を把握することも可能です。
競合他社の成功事例を参考に自社の施策を改善し、成果を上げていきましょう。
効果測定とPDCAサイクル
SEO対策や問い合わせフォームの改善など、問い合わせ件数を増やすための施策をいくつか紹介しましたが、これらは「やって終わり」ではありません。
目標を実現するためには、実践した施策の効果測定を行うことが大切です。
ホームページの改善後もアクセス数や問い合わせ件数の確認・分析を続けて、施策の効果を把握しましょう。
効果測定の結果に基づいて施策の改善を繰り返すことで、理想的なホームページを作成できます。
PDCAサイクルを回して、ホームページの改善を効率的に進めましょう。
まとめ
ポイントまとめ
・問い合わせ件数を増やすには、SEO対策やSNSを活用してアクセス数を増やすことが重要
・問い合わせフォームを最適化すると問い合わせのハードルが下がる
・口コミの掲載やメルマガ配信を通して、長期的な視点で顧客を育成しよう
ホームページの問い合わせを増やすためには、まずアクセス数を増やすことが重要です。
SEO対策を行い、自社のホームページに足を運んでくれる新規顧客を獲得しましょう。
十分にアクセスが集まったら、ブログやSNSを使って有益な情報を発信し、顧客の信頼を勝ち取ることが大切です。
長期的な視点で新規顧客を育成し、安定した収益獲得につなげましょう。