SEOに効果的なディスクリプションの書き方とは?最適な文字数や注意点まで解説

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執筆者 株式会社カチカ

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Webサイトやブログ記事のディスクリプションを、適当に設定していませんか?

ディスクリプションはただの導入文ではなく、検索結果からWebサイトへのクリック率に関わる重要な要素です。

ディスクリプションを正しく設定することで、Webサイトのクリック率が向上し、SEOにもプラスの効果を得られます。

この記事では、ディスクリプションの書き方や最適な文字数とは?について、設定時の注意点について詳しく解説します。

ディスクリプション(description)とは?

ディスクリプションの役割

ディスクリプションとは、検索結果のタイトルの下に表示される短いテキストのことです。

例えば、下記の赤枠部分がディスクリプションになります。

ディスクリプションの役割は、ユーザーにWebサイトの内容を伝えること。

ユーザーはディスクリプションの内容を読んで、どの記事をクリックするかを判断します。

なぜなら「できる限り手っ取り早く自分の悩みを解決したい」と思っているからです。

誰でも、自分の役に立つかわからないWebサイトを見ようとは思わないですよね。

競合サイトに負けないためにも、魅力的なディスクリプションを作成することが大切です。

ディスクリプションのSEO効果

ディスクリプションは検索結果のクリック率に関わる重要な要素ですが、実は検索順位に直接影響するものではありません。

2022年には、GoogleのJohn Mueller氏がランキングに使うものではないと説明しています。

「メタディスクリプションは主に検索結果ページのスニペットとして使用されます。

そして、それはランキングに使うものではありません。」
引用元:Google Answers if Meta Description Matters for Rankings(Search Engine Journal)

それでも、ディスクリプションは設定した方が良いです。

ユーザーの検索意図に刺さるディスクリプションを設定できれば、検索結果のクリック率が向上し、検索エンジンにも良い影響を与えます。

間接的にSEOにも良い効果を得られるため、忘れずに設定しましょう。

ディスクリプションを設定しないとどうなる?

ディスクリプションを設定しない場合は、検索エンジンによって自動的にWebサイトの一部が抜粋されます。

その結果、ユーザーの検索意図とは関係ない文章が抜粋されてしまうことも多いです。

どれだけ良い記事を書いても、ディスクリプションが検索意図に沿っていなければクリックしてもらえません。

せっかくの記事を無駄にしないためにも、ディスクリプションは手動で設定しましょう。

最適なディスクリプションの文字数

PC表示時の最適な文字数

PC表示時のディスクリプションの文字数は、120文字前後が最適です。

検索エンジンによって表示される文字数は異なりますが、基本的には120文字に収めましょう。

120文字を超えると、文章が省略される可能性があります。

スマホ表示時の最適な文字数

スマホ表示では、70~80文字に収めるのが最適です。

今はスマホでネット検索をするユーザーが大半なので、短い文章の中できちんと内容を伝えられるように工夫しましょう。

Webサイトの内容や記事を読むメリットを前半に盛り込んでおくと、ユーザーが内容を理解しやすくなります。

ディスクリプションの書き方ガイド

ターゲットユーザーを明確にする

ディスクリプションを書くときは、誰に向けて書いているのかを明確にすることが大切です。

例えば、美容に関する記事であれば

・肌トラブルでお悩みの方必見!
・肌の乾燥や小ジワに悩んでいませんか?

というように、ターゲットユーザーの検索意図に沿った一文を入れましょう。

「自分のことだ」と思ってもらうことで、ユーザーの興味を引くことができます。

初心者向けの記事であれば専門用語を避けるなど、ターゲットに合わせた表現を使うことも重要です。

SEOキーワードを適切に含める

ディスクリプションにはSEOキーワードを盛り込みましょう。

ディスクリプションに盛り込んだSEOキーワードは、検索結果に太字で表示されます。

SEOキーワードが太字になることで視覚的にユーザーの興味を引きやすくなり、クリック率の向上につながります。

記事の魅力をアピールする

Webサイトの内容を簡潔かつ正確に伝えること、魅力をアピールすることも大切です。

・この記事では、○○の特徴や××の解決方法について解説します。
・この記事を読めば、○○について詳しく知ることができます。

というように、Webサイトの内容や記事を読むメリットをしっかりと盛り込みましょう。

ディスクリプションは、ユーザーが検索結果からWebサイトを選ぶまでに目にする最初の情報です。

競合サイトと同じ文章にならないよう、表現を工夫して記事の魅力をアピールしましょう。

ディスクリプションを設定する際の注意点

同じ文章を使いまわさない

ディスクリプションを考えるのが面倒だからと、複数の記事で同じ文章を使いまわすのはNGです。

異なるブログ記事で同じディスクリプションを設定すると、重複コンテンツとして扱われてしまう可能性があります。

重複コンテンツは検索エンジンのペナルティの対象になるため、絶対に避けましょう。

キーワードを羅列しない

キーワードを羅列しただけのディスクリプションはユーザーにとって読みづらく、クリック率の低下につながります。

それだけでなく、Googleのガイドライン違反と判断されてペナルティを受けるリスクも0ではありません。

そのため、ディスクリプションにキーワードを入れたいのであれば、文脈に沿って自然な形で盛り込むことが大切です。

SEOの基本であるユーザーファーストを意識し、ユーザーにとって読みやすい、理解しやすいディスクリプションを作成しましょう。

メタタグとして正しく設定する

ディスクリプションは、HTMLのheadタグ内にメタタグとして設定します。

<meta name=”description” content=”ディスクリプションの本文” />

設定方法を間違えると検索エンジンに正しく認識されず、SEO効果が期待できないので注意しましょう。

WordPressサイトであれば、SEOの機能があるプラグインで適切に設定すればOKです。

おすすめプラグインは、「Yoast SEO」か「SEO SIMPLE PACK」です。

有名な「All in One SEO」は、不具合の報告が多いので、避けた方が良いでしょう。

競合サイトのディスクリプションの調査方法

競合分析ツールを利用する

競合サイトのディスクリプションの調査には、SEOチェキ!などの競合分析ツールの使用が効果的です。

競合サイトのURLを入力するだけで、ディスクリプションを含めたさまざまな情報が得られます。

ツールを使って競合サイトのターゲットユーザーやキーワード戦略を分析し、ディスクリプションの作成に役立てましょう。

ページのソースを確認する

ページのソースを確認して、競合サイトのメタタグ情報を確認することも可能です。

下記赤枠の「description」を見ます。

競合サイトを閲覧する必要がありますが、無料かつ、URLの入力などの手間を省いてディスクリプションを確認できます。

Google chromeでの起動方法は以下の通りです。

Windos版
1. ページ上で右クリック
2.「ページのソースを表示」をクリック

ショートカットキー:Ctrl+Shift+u

■macOS版
1. ページ上で右クリック
2.「ページのソースを表示」をクリック

ショートカットキー:command+option + u

まとめ

ポイントまとめ
・ディスクリプションは検索結果のクリック率を上げる大事な要素
・クリック率が上がることで、SEOにも間接的に良い影響を与える
・ディスクリプション文字は70~80文字に収める
・キーワードは羅列せず、文脈に沿って盛り込む

膨大な数のWebサイトの中から自分の記事を選んでもらうためには、競合に負けないディスクリプションを設定することが重要です。

ユーザの検索意図に沿ったディスクリプションを設定することで、Webサイトへの多くのアクセスが期待できます。

記事の内容や読むことで得られるメリット、SEOキーワードを適切に盛り込み、魅力的なディスクリプションを作成しましょう。

関連記事:description(ディスクリプション)とは?書き方や確認方法を解説

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