webサイト制作におけるコーディングとは、HTML,CSS,簡単なJavascript などのコードを書いて、サイトを構築する事です。
コーディング業務は外注する事ができ、コーディング代行サービスを利用することによって、効率的にwebサイトを構築することができます。
この記事では、web制作会社や代理店向けに、コーディング代行・外注におすすめの会社5選、見積り相場や依頼のポイントを紹介します。
この記事でわかること
・コーディング代行の料金目安
・おすすめのコーディング代行5選
・業者の選び方
コーディング代行を利用するメリット
自社内だけでコーディング業務をするのではなく、コーディング代行サービスを利用する事で、いくつかはっきりとしたメリットがあります。
コーディング代行を利用するメリットをおさらいしておきましょう。
①コスト削減
正社員でコーダーを雇用するコストと比べて、コーディング代行を利用する方がコストを抑えられる場合があります。
特に、常時コーディングの業務があるわけではないというweb系の会社にピッタリです。
外注して他社のリソースを一時的に活用することで、人件費やオフィスコストを削減できます。
②限られたリソースの整理
コーディング代行サービスを利用することで、社内のリソースをデザインやディレクション、マーケティングといった他の業務に集中させることができます。
限られたリソースを効率的に使い、プロジェクト全体の進行をスムーズにすることが可能です。
③専門性の活用
コーディング代行サービスの業者は、いわばコーディングのプロです。
コーディング領域の専門性の高い作業を、スポットで余計なコストをかける事なく利用できます。
業者のレベルによっては、難易度の高い実装や最新技術の導入もスムーズです。
また、コーディング代行サービスの中には、SEO対策を施したコーディングを提供している会社もあります。
SEO対策は、webサイトの検索エンジンのランキングを向上させるための施策であり、webサイトへのアクセス数を増やす効果が期待できます。
コーディング段階からSEO対策を意識することで、webサイトの集客力向上に繋げることが可能です。
費用・見積りの相場
①料金の相場
コーディング代行の費用の相場ですが、依頼内容によって大きく異なってきます。
HPなら1ページ13,000円〜程度。LPなら、50,000円〜程度が、ざっくりとした費用感になるかと思います。
ただし、依頼時に基本料金として最低数万円かかる場合や、ページの長さなど要素によって、費用は場合によるので、一度見積り依頼を出してみると良いでしょう。
一般的には、以下の要素が料金に影響します。
・開発規模:
webサイトの規模や機能によって費用は変動します。規模が大きいほど、開発にかかる時間や工数が増えるため、費用も高くなります。
・開発言語:
使用するプログラミング言語によって費用が異なります。特殊な言語やフレームワークを使用する場合は、費用が高くなる傾向があります。
・デザインの複雑さ:
デザインの複雑さによっても費用は変動します。複雑なデザインほど、コーディングに時間がかかるため、費用も高くなります。
・ページの長さ:
1ページ/〇〇円 と表記している事が多いですが、ページが長いと追加料金になる場合がほとんどです。
・スマホ・タブレット対応:
通常、スマホとPCではデザインが変わりますが、こういうレスポンシブデザインの場合、追加費用となる場合があります。
・納期:
納期が短いほど、開発にかかる工数が増えるため、費用も高くなります。
②追加オプション費用
業者によっては、追加オプション費用が発生する場合があります。
例えば、以下のようなオプションが挙げられます。
・SEO対策:納品時の内部SEO対策が、追加費用となる場合があります。
・スマホ対応:レスポンシブの場合は追加費用となる場合があります。
・サイト公開作業:サーバーへのアップロードなど公開作業が追加費用となる場合があります。
・セキュリティ対策:WordPressのセキュリティ対策の強化が、追加予算となる場合があります。
コーディング代行におすすめの会社5選
カチカのコーディング代行サービス
株式会社カチカは、webサイト制作、webマーケティングなど、web系全般をしている会社です。
HTML、CSS、JavaScriptでのコーディング、WordPressの構築はもちろん、ECサイトの構築も対応しています。
基本的な内部SEO対策や、基本的なアニメーションは、料金表の予算内に含まれています。
1ページ単位のコーディングだけでなく、部分的な数千円規模の小さな修正も気軽に相談できます。
実績豊富なエンジニア・担当者が専属で付き、プロ目線でコーディングの相談にのって、高品質なコーディングを提供しています。
コーディング代行・外注のご相談はこちら
■特徴
・窓口となる担当者は全員web制作に精通している
・依頼時の基本料金(最低発注料金)が0円で、比較的料金が安い
・基本的な内部SEO対策は費用内
・特急対応が可能(要相談)
会社名 | 株式会社カチカ |
住所 | 静岡県静岡市駿河区森下町1−39 SOZOSYA森下町ビル 2A |
公式HP | https://it.cachica.co.jp/ |
ファストコーディング
株式会社ファストコーディングは、SEOに強いコーディングを得意とし、ページスピード最適化に注力しています。
業界10年以上の豊富な実績を誇り、2,700社以上のクライアントに対応してきました。
さらに、修正回数は無制限で、基本料金0円というリーズナブルな価格設定で迅速かつ高品質なコーディングサービスを提供しています。
■特徴
・SEOに強いコーディングを得意とし、ページスピード向上に対応。
・業界10年以上の実績で、2,700社以上、33,000ページ以上の制作経験を持つ。
・修正無制限と基本料金0円で、迅速な対応とコーディング品質を提供。
会社名 | 株式会社ファストコーディング |
住所 | 東京都千代田区外神田6-11-16 GMビル5階 |
公式HP | https://fastcoding.jp/ |
コーディングベア
ドーン株式会社が運営する「コーディングベア」は、オフショア開発や外部委託を一切行わず、完全に社内制作で対応する企業です。
レスポンシブ対応をはじめ、HTMLメールや大規模サイトのコーディングにも柔軟に対応可能な、コーディングに特化したサービスを提供しています。
コーディングの専門家として、信頼のできるプロジェクトパートナーとなっていきます。
■特徴
・オフショア開発や外部委託を一切行わず、完全に社内制作
・更新とメンテナンスがしやすい高品質なコーディング
・信頼できるプロジェクトパートナーとして、クライアントの成長をサポート
会社名 | ドーン株式会社 |
住所 | 東京都港区芝大門1-10-18 PMO芝大門2F |
公式HP | https://coding-bear.com/ |
コーディングラボ
ibis studio株式会社が運営する「コーディングラボ」は、BEM記法を採用することで分かりやすいコードを提供しています。
大阪を拠点に東京やハノイにも支社を持つ強力なバックアップ体制を有しており、Webサイト制作やシステム開発、動画制作も手がけています。
料金はページ単価制で、年間700以上のプロジェクトに対応し、幅広い分野で実績があります。
■特徴
・幅広い業界に対応した年間700以上のプロジェクト実績を持つ。
・BEM記法や最小限のモジュール化を採用し、デザインに忠実なコーディングを実現。
・直近2週間のリソース状況をHPで公開していて、相談時しやすい
会社名 | ibis studio株式会社 |
住所 | 大阪市西区靱本町2丁目2-22 ウツボパークビル8F |
公式HP | https://coding-labo.jp/ |
CODING ALIVE
アライブ株式会社が運営する「CODING ALIVE」は、15年以上の経験と1000以上の開発実績を誇る信頼のコーディングパートナーです。
フリーランスにはない安定性と豊富な開発人材を持ち、長期的な協業が可能です。
高度なアニメーションの実装やECサイトのカスタマイズ、WordPress構築にも対応し、クライアントに最適なソリューションを提供します。
50名以上のスタッフによる高品質なサービスと、サイトスピード改善やセキュリティ対策などのWeb周りのサポートも強みです。
■特徴
・15年以上の実績と信頼、1000以上のサイト開発経験から最適なコーディング提案が可能。
・日本とベトナムに50名以上のスタッフが在籍し、安定した長期協業が可能。
・ECサイトやアニメーション実装、WordPress構築など、多様なWeb開発に対応可能な総合サービスを提供。
会社名 | アライブ株式会社 |
住所 | 愛知県名古屋市中区大須3-2-5 吉桂ビル 4階 |
公式HP | https://coding-alive.jp/ |
外注先を選ぶポイント
①費用感
コーディング代行の費用は、会社によって大きく異なります。
事前に複数の会社から見積もりを取り、費用感を確認することが重要です。
業者によっては「それもオプション費用なの?」という項目がある場合があるので、サービスサイトの料金表だけで決定してしまわずに、必ず見積りを取りましょう。
②担当窓口がエンジニア(コーディング)経験者か
コーディング業務は通常、チームとのコミュニケーションが重要になります。
案件によっては、開発の進捗状況や仕様変更などの情報を共有し、スムーズに開発を進めるためのコミュニケーションが必要な場合があります。
そのため、コミュニケーションを重視する会社を選ぶことが重要です。
具体的には、窓口となる担当ディレクターが、コーディング経験がある、もしくはweb制作に精通している方が良いです。
担当者が現場の経験者であれば、要望を的確に理解し、適切なアドバイスや提案を行うことができます。
コーディングや制作の知識がなく、伝言ゲームをしている担当者だとやり取りが煩わしくなってしまいます。
長期で継続的に発注を見込んでいる場合は、重視するポイントです。
③品質
納品されるものの品質がきちんとしているかが重要です。当たり前ですね。
サイトをパッと見ただけだと、中身のソースコードがどうなっているかはわかりません。
稀に、他の制作会社からの乗り換えでご利用いただくお客様のサイト内を拝見すると、サイト表示の見た目は普通でも、ソースコードがぐちゃぐちゃな場合があります。
コーディングの品質は、webサイトの安定性やセキュリティ、運用コストにとても大きく影響します。
サイト運用時に、ソースコードがぐちゃぐちゃだったり、独特だと、ちょっとした修正でも多めに工数がかかってしまう場合があります。
そのため、実績や評判などを参考に、品質の高いコーディングを提供してくれる会社を選ぶことが重要です。
顧客からのレビューを確認することで、会社の信頼性を判断することができます。
まとめ
ポイントまとめ
・コーディングはどんどん外注するべき。
・複数の見積りを取る事が大事。
・費用の安さは大事だが、品質や担当者との相性など、総合的に判断する。
コーディング代行は、専門知識や経験が不足している場合や、開発に時間やリソースを割けない場合に有効な手段です。
適切な外注先を選ぶことで、短納期で高品質なウェブサイトを開発することができます。
本記事で紹介したポイントを参考に、自社に最適なコーディング代行サービスを見つけてください。